正しいブラッシングで髪と頭皮をケア
ブラッシングというと、いまだに「髪の乱れを整える」「スタイルを作る」ためのものと考えている女性が多いよう。けれど、丁寧なブラッシングは汚れを落とし、頭皮の角質を浮かせ、さらには血行を促進する働きもあるなど、いいことずくめ。
スタイルメイクではなく、頭皮ケアの一環として一日に二回は行ってください。
シャンプーの前のブラッシングをきちんと行うとシャンプー剤の泡立ちもよくなりますから、少量を使うのみで済ませられ、頭皮や髪の負担も減ります。
1.「まずは毛先」で不要なダメージを避けて
ブラッシングのときは「まず下から」が鉄則。
片方で髪をおさえながら、毛先から優しくといていきましょう。
髪のボリューム感にもよりますが、いくつかの毛束に分け、少しずつとかすほうがダメージが少なくなります。毛先をといたら頭頂部もとかしていきます。
※髪の毛を傷めてしまう、ありがちなNG例
「いきなり頭頂部からとかす」というミスは、たいていのひとがやりがち。毛先をとかすときにからみやすく、ブラッシングでのダメージを招くので注意してください。
2. 頭皮を刺激して角質オフ&血行アップ!
髪のほつれをといたら、次に頭皮のケアにうつります。地肌に対して斜め45度にブラシを入れ、頭皮の汚れをかき出すようにとかします。
歯磨きにたとえるなら、「歯茎にもブラシを当てる」にあたるプロテス。
分け目を逆にするなど、毛流れと逆にするのがコツです。
3.「下から上へ」毛流れに逆らって汚れをかきだす
お手入れが届きにくい後頭部も、丁寧にブラッシングします。
下から上へととかし上げ、頭皮を刺激します。
ポニーテールの結び目を作る頭頂部に向かってとかしていくといいでしょう。
頭皮の汚れや髪のホコリを落とせば、シャンプーがより効果的になります。
以上が正しいブラッシングの仕方です。
毎日このやり方で髪をとかして、健康な髪と頭皮を手に入れましょう!