300円のシャンプーと3000円のシャンプーって何が違う?
300円のシャンプーと3000円のシャンプーの3つの違い
匂い残りを重視する場合やサラサラヘアを求める時、シャンプー選びも慎重になります。
そこで一度は疑問に思ったこともある「シャンプーの価格の違い」について今回まとめました。
これまで美髪を求めるためにはとにかく高価なシャンプーを利用していれば間違いないと思っていた人も少し考えた方、シャンプーの選び方が変わると思います。
①配合される成分の違い
シャンプーの販売価格に大きく関係しているのはやはり配合する成分の違いにあります。
量産しやすい成分であれば、製造過程で数を多く作れるのでそれだけ価格を抑えることができます。
しかし天然成分、希少成分を配合したシャンプーは一度に大量に作ることはできません。また成分自体確保することは容易ではありません。
そこでどうしても価格は高くなります。
髪を傷めてしまい美容業界などで使用されているシャンプーでないと髪がパサパサになってしまうという方は天然・希少成分配合のシャンプーを使用するようにしましょう。
【シャンプーに配合される代表的な天然・希少成分】
・コカミドプロピルベタイン
・グリシン
・グルタミン
・アルガンオイル
・バオバブオイル
・クプアスオイル
②知名度を上げるための宣伝広告費の違い
これまで3,000円のシャンプーなら求める効果を高められると考えていた方も、少し注意して欲しいことは3,000円のシャンプーは300円のシャンプーに比べると美髪効果の高い成分ばかりを配合しているから価格が上がるというわけではないという点です。
では、なぜこれまで価格に差が出るのか…
それはシャンプーの知名度を高めるための宣伝広告費も含まれているからです。
少しガッカリするかもしれません。しかし宣伝費用込みとして販売する商品は少なくありませんし、多くの方が使用することで口コミも増えます。
購入の際の参考資料も増えるので決して悪いことではないでしょう。
③見た目で購買意欲を高めるためのパッケージデザイン費の違い
また数多く販売されるシャンプーの中で手に取りたくなる、浴室に並べておきたくなるパッケージデザインも価格の違いに出てきます。
たしかに!と納得する方も多いと思いますが、見た目が可愛くて購入しようと価格を見たときに思った以上に高くて諦めた経験ありませんか?
少しの価格の違いなら可愛い方がテンションも上がりますからね。パッケージデザインにもこだわることでコストが上がり3,000円という高級なシャンプーになってしまうのです。
価格に惑わされちゃダメ!300円のシャンプーも3,000円のシャンプーも正しい使い方が重要!
なんだか3,000円のシャンプーにこだわる必要はないのかな…と感じてしまった人も多いかもしれませんが、宣伝広告費、パッケージ費としての予算は微々たるものです。
やはり3,000円のシャンプーに配合される成分は髪への刺激を抑え、美髪効果を高める成分で作られています。
髪のダメージに悩む方は成分にこだわることは大事なこと!
ですが、300円のシャンプーでも3,000円のシャンプーでも使い方を間違うとシャンプーから求められる効果は高められません。
300円のシャンプーは特に洗浄力の高い成分が配合されています。3,000円のシャンプーも洗浄力効果の高い成分は配合されています。
毎日シャンプーを使い、頭髪の汚れを落とすことは美髪のためにも必要なことですが、洗浄力の高い成分で毎日汚れを落としすぎるのは毛髪、頭皮にダメージを与えてしまいます。
300円のシャンプーも3,000円のシャンプーも毎日使いに向き・不向きを把握しておきましょう。
300円のシャンプーだから美髪に効果はない、3,000円のシャンプーだから美髪効果は絶対というわけではありません。
最終的には人それぞれ異なる髪質から自分の髪に合うかどうかで判断することが大事です。