頭皮にも保湿を!育毛剤などの美容液を使うときの注意点
山本未奈子さんの著書「極上美肌論」では「スキンケアでいちばん大切なもの」として「保湿」をあげています。
頭皮のケアでも基本は同じ。若い肌ほど水分量が多く、年齢を重ねた肌、紫外線などのダメージを受けた肌ほど乾いています。髪に隠れて見えないのであまり気になりませんが、頭皮だってたるみやむくみ、くすみ、吹き出物などがバッチリ発生します(表情筋がないのでシワはできません)。
美しい髪を生やす土台ですから、頭皮も専用のアイテムできちんと保湿しましょう。ただし、髪に遮られて美容液を塗るのが難しくなりますので、次の点に気をつけてください。
1.頭皮に直接つける
まず第一に、「頭皮に直接つける」こと。
「私、ちゃんと頭皮エッセンス使ってます!」という方でも、やり方を見せていただくと残念ながら「髪に振りかけているだけ」というケースがとても多いのです。髪をかき分け、分け目の部分に直接塗布し、成分を押し込むように広げるのがコツです。
2成分のチェック
その美容液、本当に頭皮に効きますか?
頭皮用と呼べるだけの成分が入っているかをチェックしましょう。
頭皮は皮脂分泌がさかんなだけでなく、髪があるために湿気がこもりやすく、ニオイや雑菌が繁殖しやすい環境です。ですから、抗炎症作用のある成分を配合するのは常識。
たとえばですが、ローズマリーや甘草などの植物成分、あるいはダイレクトに炎症に働きかけるグリチルリチン酸などはその筆頭。植物エキスには保湿効果もあるので、一石二鳥です。
また、血行が悪くなりがちな頭皮のために、血流をアップさせるオタネニンジンなどが配合されているのもいいでしょう。
たくさん登場している頭皮用エッセンス、成分もしっかりチェックしてください。