雨と女性の薄毛の関係…梅雨の時期は髪のケアを
雨降りや湿気の多い日は、女性にとって憂鬱な気分になってしまいます。
濡れるから嫌というよりも、髪が広がってしまいまとまりが無くなったり、細毛や薄毛の人はペタンを頭に張り付いたようになって気掛かりなのです。
梅雨時などの湿気や雨は、髪にどんな影響を与えるのでしょうか?
湿気で髪が膨らむのはなぜ?
髪の毛の性質上、湿気や水分を含むと髪はボリュームを増して、髪1本1本がくせ毛のようにうねうねとなってしまう人もいれば、水分の重さや髪の細さからストンと下に伸びてぺちゃんこになってしまう人もいます。
髪はキューティクルに覆われていますが、健康で綺麗に整ったキューティクルは、外部からの紫外線や水分、汚れや埃を跳ね返して内部のコルテックスを守ります。
しかし、剥がれたキューティクルは、剥がれた部分から紫外線や水分、埃などが入り込みコルテックスのたんぱく質が水分を含んでしまう事で髪が膨らんでしまうのです。
傷んでいる髪ほど、水分を含みやすくまとまりが無くなってしまいます。
湿気で膨らんだ髪は薄毛を悪化させるの?
キューティクルの内部に入り込んだ水分や湿気は、コルテックス内のタンパク質の結合を切り離して、髪のうねりや切れ毛などの原因になります。
髪が栄養不足になっていると、痩せて細く内部がスカスカになり、切れ毛や脱毛を起こしてしまいます。
水分の重さは髪に与えるダメージが大きくなり、元々弱い髪が抜けてしまう事もあるのです。
湿気は頭皮の雑菌繁殖の原因になり、蒸し暑さやまとまらない髪のイライラは、髪に悪影響を与え抜け毛、薄毛を進行させることになります。
薄毛や抜け毛が気になる人は、髪が水分を含まないように、健康なキューティクルを保つ事、
ヘッドマッサージやオイルマッサージ、育毛剤などで頭皮と髪への栄養補給をして、湿気の入り込まない髪を目指しましょう。