間違えやすいヘアケアあなたはいくつ当てはまる?
誤ったヘアケアによって抜け毛の増えるメカニズム
「毎日ちゃんと髪の毛を洗っているのに、なぜか抜け毛の量が増えている気がする」…
そんな方、いらっしゃいませんでしょうか。
自分では良かれと思ってやっているヘアケアが、かえって抜け毛の原因になっていることはよくある話です。
誤ったヘアケアについては後ほど詳しく紹介しますが、なぜ誤ったヘアケアによって抜け毛が増えてしまうのでしょう。
まずはそのメカニズムについて知っておいてください。
女性の薄毛の原因は実にさまざまですが、抜け毛の量が増えているときには、必ずと言っていいほど「ヘアサイクルの乱れ」が生じています。
ヘアサイクルとは、髪の毛が生えてから抜け落ちるまでの周期を意味します。
髪の毛には成長期と退行期、そして休止期があり、およそ4年から6年かけて一周します。
その後、また成長期を迎えることになります。
ところが、薄毛になっている女性は、髪の毛の成長期が短縮され、退行期が早く訪れているのです。
そのため、髪の毛が抜けおちた毛穴から、新しい髪の毛が生えてくるまでに、タイムラグが生じるのです。
そのような毛穴が増えることによって、徐々に薄毛が目立つようになってくるわけです。
そして、ヘアサイクルが乱れる原因の1つとして、誤ったヘアケアがあげられているのです。
間違いやすいヘアケアをチェックしてみよう
先ほどの説明で、誤ったヘアケアによって抜け毛が増えるメカニズムについては、ご理解頂けたことと思います。
では、具体的にどのようなヘアケアが抜け毛を誘発してしまうのでしょうか。
以下のリストをチェックしてみてください。
・髪の毛を洗う前に髪を梳かしていない
・シャンプーを使う前に予洗いしていない
・髪の毛を洗う際にゴシゴシと強い力で擦っている
・市販のシャンプーを使っている
・コンディショナーやトリートメントをたっぷりとつけている
・熱いお湯ですすいでいる
・コンディショナーやトリートメントは軽めに洗い流している
・髪の毛を拭く際にタオルでゴシゴシ擦っている
・ドライヤーを使わずに自然乾燥している
以上の項目に当てはまる数が多ければ多いほど、抜け毛のリスクは高まります。
髪の毛や頭皮にとって避けたいこととして、摩擦と乾燥があげられます。
強い力でこすったり、洗浄力の強すぎるシャンプーで洗ったりすることで、頭皮を摩擦し、皮脂を奪ってしまいます。
その結果、頭皮環境が悪化して、抜け毛のリスクが高くなるのです。
また、コンディショナーやトリートメントは髪の毛の根本にはつけず、しっかりと洗い流すことが重要です。
髪の毛を洗い終わったら、ドライヤーで乾かしましょう。
そうしないと、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
正しいヘアケアで抜け毛を予防しましょう。