知らないうちに進行する女性の薄毛
女性は見た目年齢をとても気にします。
その見た目年齢は、髪のボリュームで決まると言っても言いすぎではないでしょう。
しかし、女性の薄毛は知らないうちに進行して、気付いたときには手遅れになってしまうこともあります。
女性に多い「瀰漫性脱毛症」
女性に最も多い「瀰漫性脱毛症」は、加齢と共に起こる頭皮と毛髪の老化現象のような症状です。
最近は若い女性にも増えていて、知らないうちに進行していきます。
女性の薄毛が気付きにくいのは、頭頂部を中心に全体的に薄毛になってくるからです。
男性の薄毛のように、生え際や頭頂部など極端に頭皮が見えるような薄毛にはならないので、気付きが遅くなってしまいます。
女性の薄毛は閉経後に要注意!
瀰漫性(びまん性)とは、広範囲に広がるという意味になります。
その言葉通り、全体的に髪が薄くなるのが女性の薄毛です。
全体的に薄くなると言っても、やはり頭頂部や分け目から目立ってきます。
合わせ鏡などで頭頂部をチェックしたり、家族に見てもらうことで、早めの対処が必要です。
閉経後は女性ホルモン(エストロゲンなど)が減少して、一気に薄毛が進みます。
毛髪自体が細くなったり、毛穴から生える毛髪の本数が減ったりしていきます。
女性ホルモン以外でも、毛母細胞の働きが鈍くなり、新しい毛髪が生えなくなる頭皮の老化も原因になります。
老化現象は仕方ない部分もありますが、頭皮の血行を促すマッサージや栄養分を与えることで、老化のスピードを遅くすることも必要な対処法になります。