白髪は抜くと増えるってホント?
白髪を抜くと白髪は増えるは本当
髪のエイジングによる悩みで薄毛や抜け毛と共に常に上位に上がる「白髪」。白髪があると一気に老けた印象を与えるので悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
多くの方が悩んでいる白髪には昔から沢山の迷信がありますが、「白髪を抜くと白髪が増える」というのも迷信とされ、つい最近まで科学的事実はないとされてきました。
しかし最近の研究結果では「白髪を抜くと増える可能性はある」という研究結果が発表され、これまで迷信とされて来た「白髪を抜くと白髪が増える」が、あながちウソではないという事が判明したのです。
白髪は複数の要因が複雑に重なっている為、まだまだ分からないことが多いですが科学の進歩により少しずつその仕組みが明らかになってきているのです。
白髪を抜くと白髪が増える原因
髪はメラノサイトという細胞がメラニンという色素を作る事で色がついていますが、加齢などによりメラノサイトが働かなくなる事で白髪になります。
このメラノサイトは髪を作る細胞とはまったく別の物なので、メラノサイトが動かなくなっても、髪を作る細胞が正常な限り髪は白髪として成長し続けるのです。
髪を作る細胞と髪を黒くするメラノサイトは全く別の細胞であることから、これまで髪を抜くという行為と白髪の因果関係はないとされてきました。
しかし最近の研究では髪を作る細胞が傷つくと、髪を黒くするメラノサイトへも悪影響を及ぼすことが判明。
無理やり髪を抜くという行為で髪を作る細胞が傷つき、その影響で髪を黒くするメラノサイトが働くなり白髪が増える可能性がある事が分かったのです。
ですから白髪を見つけたら抜くのではなく根元から切るか、白髪染めを行う事をお勧めします。