男性用は使えない!?女性の薄毛と男性用育毛剤の関係
自分で出来る薄毛対策や予防として、育毛剤を使用することはとても有効です。
しかし、男性用であるのか女性用であるのか、男女兼用で使用して良い商品なのかで育毛剤に含まれる成分が異なるため、使用は慎重にしなければなりません。
男性用育毛剤で効果があるものを、女性が使用しても同じ効果が期待できるのでしょうか?
育毛剤を使用する目的が男女では違いがある
男性が育毛剤を使用し始めるのは、生え際や頭頂部の髪が薄くなってしまったり、髪が細くなってハリが失われ薄毛に見えるようになってきた時で、発毛効果や髪が太くなるように育毛剤を使用するようになります。
それに比べて、女性は薄毛になる前から長くて黒い健康的な髪を保つために使い始める人が多く、薄毛や細毛の改善のためよりも健康な髪の持続の為に使用します。
そもそも使用目的が異なるので、目的に合った育毛剤を使用するのが、最も効果を得やすくなります。
男女では脱毛のメカニズムが違う!
男性が薄毛になっていく脱毛は、男性ホルモンの影響を受けていて局所的に薄毛になります。
女性は女性ホルモンの影響を受けて、頭部全体が薄毛になっていきます。
男女別に育毛剤が商品化されているのは、その内容成分が男女のホルモンバランスや薄毛になる原因の違いに、働きかける効果で生成されていることを理解しておく必要があります。
女性は男性の育毛剤を使用しない方が良い!
男性の頭皮は皮脂の分泌が多く、皮脂が固まりやすくなり頭皮の毛穴を塞いだり、頭皮に残ってしまうため、皮脂を溶かして流しやすくしなければなりません。
男性用育毛剤は、皮脂分解成分、抗菌成分、清涼剤、男性ホルモン抑制作用、血行促進剤などが含まれ、女性用より刺激が強くなっています。
女性用育毛剤は、栄養成分や保湿成分、イソフラボンなどが含まれた低刺激のものが多くなっています。
女性の頭皮は、刺激に弱く皮脂の分泌も男性より少ない為、男性用育毛剤を使用すると、刺激が強すぎて良い効果を得られず、男性ホルモンを抑制する働きがあるので、女性にとってメリットはありません。
女性は、女性用育毛剤を使用するようにしましょう。