女性の薄毛の原因は女性ホルモン
女性ホルモンの減少が女性の薄毛を引き起こす
生きていくうえで欠かせないホルモン。私たちの体内には50種類以上のホルモンが存在し体の様々な働きを調整しています。
体内のホルモンは内分泌線(ないぶんびつせん)という場所で作られ、その量は様々な要因で変化。必要な時期に必要な量が分泌されないと体のバランスは崩れてしまいます。
ホルモンの種類により影響を与える体の部位は異なってきますが、髪の成長に大きく影響しているのが女性ホルモン。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類あり髪の成長にはエストロゲンが大きく影響。エストロゲンが少なくなると髪の成長が低下し薄毛や抜け毛といった症状を引き起こすので、薄毛や抜け毛を防ぐためにはエストロゲンを増やすことが大切になってきます。
またエストロゲンは女性らしいプロモーションやコレステロールの増加を制限させる働き、美肌などの効果があり髪だけではなく美容にとってとても大切なホルモンなのです。
薄毛の原因となる女性ホルモンの低下を引き起こす要因
女性ホルモンが乱れる原因は複数あります。思い当たる点が無いか確認してみてください。
【加齢による女性ホルモンの低下】
女性ホルモンの分泌量は30歳をピークに減少していき、閉経前後には一気に少なくなります。更年期に薄毛や抜け毛に悩む女性が増えるのは女性ホルモンが大きく影響しているのです。女性ホルモンが減り始める30代から少しずつ薄毛、抜け毛対策や女性ホルモンの分泌を高めるケアを始める事をお勧めします。
【アンバランスな食生活による女性ホルモンの低下】
毎日の食事も女性ホルモンの分泌にはとても大切です。無理なダイエットやアンバランスな食生活が続くと女性ホルモンの分泌量が減少。薄毛や抜け毛を引き起こしてしまいます。
またエストロゲンと似た性質を持つ大豆やエストロゲンの分泌を増やす効果のあるナッツ類や海藻類などをとる事でエストロゲンを増やすことが出来ます。
【ストレスによる女性ホルモンの低下】
女性ホルモンの低下は肉体的要因だけではなく精神的な面でも大きく影響してきます。昔から「恋をすると女性はキレイになる」と言われていますが快感や幸福感を感じるとドーパミンが多く聞く分泌されエストロゲンの量が増加する事が分かっています。またストレスはエストロゲンの分泌量を減少させるのでストレスをためない事が大切です。
【不規則な生活による女性ホルモンの低下】
その他にもタバコや過度な飲酒、睡眠不足や運動不足などもエストロゲンの量を低下させることが分かっています。
毎日ちゃんとケアしているのに「薄毛や抜け毛が中々改善されない」という方は女性ホルモンの減少が原因かもしれません。日々のケアに加えて女性ホルモンの分泌量を増やす対策を行う事で薄毛が改善された事例は沢山あります。ぜひ日々の生活を見直してみてください。