女性の薄毛が始まる年齢と対策方法
女性の薄毛は加齢と共に髪が細くなるのが原因
年齢を重ねる毎に私たちの体は老化しその機能が衰えていきます。老化のスピードは日々のケアや生活習慣などで遅らせる事は出来ますが老化を止める事は出来ません。
髪も老化と共に変化し薄毛や抜け毛といったトラブルを引き起こします。少し前までは薄毛や抜け毛は男性の悩みとされ女性はハゲないと言われていましたが、女性の社会進出によるストレスの増加、食生活の欧米化、運度不足や間違ったケアなどで薄毛や抜け毛に悩む女性は年々増加しています。
女性の薄毛の原因の1つに加齢により髪が細くなる事があります。女性の髪は30代をピークに細くなっていき、60歳を過ぎると約30%も髪が細くなります。
「30%細くなるだけで髪が薄くなるの?」と思うかもしれませんが、髪の本数は約10万本。30%髪が細くなるとその体積の減少は3万本の髪が抜け落ちると同じになります。
また加齢と共に女性の髪は成長も遅くなり髪の本数自体も減少し、髪が細くなる症状と合わせて薄毛になるのです。
25歳を過ぎたら頭皮ケアで女性の薄毛・抜け毛を予防
加齢による女性の薄毛はいきなり症状が出るわけではありません。始めは髪の立ち上がりが悪くなった、ハリ、コシが低下したといった症状から始まります。
またパーマやカラーをしていないのにツヤが低下したり、髪のうねりが強くなったりなども老化による影響が考えられます。
これらの症状がでたら薄毛や抜け毛などの初期症状。予防の為にも髪のエイジングケアを始める事をお勧めします。
具体的なケア方法としては今生えている髪のケアではなく、これから生えてくる髪のケア=頭皮ケアになります。
髪は死んだ細胞で自己修復機能を持ちません。自己修復機能を持たないという事は生まれた時がベストの状態。髪は生えた後、いくらケアしても劇的に髪が変化することはありませんから、一度細く生えて来た髪はいくらケアしても太くなることはありません。
女性の薄毛には髪が育つ環境である頭皮をケアしてハリ・コシ・ツヤのある太い髪を育む事が大切になります。
またエイジングケアは症状が出てから始める対処療法よりも、症状が出る前から始める予防のほうが時間もコストも抑え高い効果が期待できます。
髪の老化が始まる前の20代後半から30代前半から、少しずつ頭皮のエイジングケアを始める事をお勧めします。