冬の乾燥時期に知っておきたい髪をツヤツヤにするケア方法
お肌も髪も乾燥してパサつきが気になる季節、半身浴で体をポカポカ温めながらヘアケアされてる方も多いようです。コンディショナー、トリートメントに始まって、ヘアオイルやアウトバスなどいろいろあります。しかし、間違った使い方でヘアケアをしてしまっている方は多いようです。
例えば、コンディショナーやトリートメントを洗い流すまでの時間をどのくらい取っていますか?
10秒くらいでさっと流してしまう方もいれば、かなり長い時間をかけて浸透させるという方も居ると思います。
もちろんさっと流してしまえば髪の表面を折角の成分が滑り落ちていくだけです。しかし、時間を置けば置くほどよいというものでもありません。
痛んだ髪を効果的にケアする方法
痛んだ髪は、その表面の傷ついた部分から内部のたんぱく質や栄養成分が溶けだして、艶が無くなった状態。そこで、トリートメントでその足りない成分を補うのです。
髪内部へは時間を置くにつれ徐々に成分が浸透していきます。しかし、一定時間を過ぎたころからその浸透率は平行線をたどるようになります。その時間は約10分程度。
また、半身浴をする間ずっとつけ置きする方も多いようですが、長くつけることによって髪本来の油分と水分の調節機能が失われることもあるので注意が必要です。
間違えやすいヘアオイルの使い方
次に、ヘアオイルの使用方法について。
頭皮用のヘアオイルであれば良いのですが、髪専用のヘアオイルまで根本からしっかり付けてしまうのはNGなんです。
頭皮には油分を調整する働きがあり、頭皮にオイルがしっかり入ってしまうと、髪にも十分に栄養と油分が足りていると体が勘違いをしてしまい、髪にそれ以上の栄養を送らなくなってしまうのです。外部からどれほど働きかけても、頭皮から送られてくる栄養まで補うことは難しいので、結果として髪がパサついてしまいます。
ヘアケア用品は毛先からしっかり揉みこんで、適度な時間で洗い流すのが正しい方法です。各種ヘアケア商品の特徴を知り、自分の髪に合った商品、方法でしっかり髪を守って、かさつく季節も楽しく乗り切りましょう。