健康な頭皮に不可欠！頭皮に住み着く「菌」との付き合い方
あなたは“皮膚常在菌”についてご存知ですか？私たち人間の皮膚には、数十種類の菌が存在しています。もちろん、頭皮も例外ではありません。菌と聞くと、どうしても悪いイメージを抱きがちですが、すべてはそうという訳ではなく、頭皮にとって必要な菌というのも存在します。そんな皮膚常在菌との付き合い方について正しく知り、より健康な頭皮、髪を育てていきましょう。
頭皮に住み着く、さまざまな皮膚常在菌
まず、20～30代といった若い年代に多く見られるのがマラセチア菌。皮脂が多い状況で繁殖が活発になり、正常な量であれば、新陳代謝を促すなどの効能が期待できます。しかし、一定量を超えると、フケ・乾燥・におい・べたつき・かゆみなどといった症状の原因になってしまいます。
次に、毛穴の入り口付近に生息しているのがアクネ桿菌。この菌自体は肌を弱酸性に保ってくれる“頭皮に必要な菌”ですが、難点はその増殖率。過度に増えてしまうと角栓となってしまい、それを食べるダニの異常繁殖を招いてしまします。
これらの対策としては、シャンプーなどで皮脂量を適度に調整することが挙げられるでしょう。これには過度に洗髪しすぎないということも含まれます。つまり、大切なのはバランス。頭皮や髪の状態をこまめにチェックし、自分に合った方法でケアすることを心掛けましょう！
