ブラッシングは髪のケア!正しいブラシ選びのポイント

ブラシ選びのポイント

髪と頭皮の汚れを落とす作業は、バスルームで始まるわけではありません。
シャンプー前のブラッシングも、髪と頭皮のクレンジングのための大切なステップです。

多くの方はブラッシングというとスタイリングのときをイメージされていて、「髪と頭皮のケア」のプロセスだという認識を持たれていないようです。
お手入れのイメージを持っている方でも、うかがってみると「髪のツヤだし」として捉えていらっしゃるケースが少なくないようです。

けれどブラッシングとは、髪のからみをときホコリを落とすだけでなく、頭皮の汚れを浮かせて落ちやすくするという「お手入れ」の大事なプロセスなのです。

現代に生きる私たちは毎日髪を洗うことができますが、「髪を洗う」という習慣が一般的になったのは江戸時代末期のこと(もちろん毎日ではなく、習慣が月に一度、半年に一度という特別なことではありましたが)。

それまでの長い間、髪や頭皮の汚れを落とすために行っていたのは、やはりブラッシング。

それほどの汚れ落ち効果がブラッシングにはありますし、物理的に刺激しますから頭皮の血行もよくなります。

スタイリングのときだけでなく、シャンプーの前にも必ず1分間のブラッシングを丁寧に行ってください。

正しいブラッシングの仕方については、こちらでご紹介しています。

ブラシ選びのポイント

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まず、使うブラシの選び方ですが、柔らかいナイロン素材や豚毛、猪毛のものがおすすめです。
豚毛は毛髪が細い人、傷んだ人向き。猪毛のほうが硬めですので、毛量が多い人やストレートの髪向きになっています。ナイロン素材は、ブラシの毛の太さがさまざまなので、触れて、試してチョイスをしましょう。

ポイントは
①静電気が出ない素材であること
②ほどよい柔らかさがあること
の二つです。

①についてはいうまでもないことでしょうが、静電気は髪を傷めますし、髪がぱさつく原因にもなります。
プラスチック素材のものだと静電気が発生しますので、避けたほうがベターです。

そして、歯磨きのブラシ選びと一緒で②の柔らかさも重要なポイント。

顔を洗うときは「モコモコの泡で包むようにして、絶対に肌をこすらない」という方が多いのに、皆さん頭皮については意外に無頓着。でも、同じ一枚の皮膚ですから、硬い素材でこすってしまうと不要なダメージを生みます。

天然毛なら何でもいいというわけではなく、硬すぎないものを選びましょう。竹や柘植でできた硬い櫛は、スタイリングで櫛目をつけたいときには便利ですが、頭皮ケアのアイテムとしては不向きです。

また、ブラシの目が細かい方が細かいところまで行き届く感じがしますが、日常のお手入れには目の粗いものを選ぶ方がいいでしょう。

目の細かいものは、プロが髪をとかすときにはいいのですが、ラフに扱うと摩擦によってキューティクルが剥がれるなどのダメージを与えかねません。頭皮の汚れを浮かせるためには髪の流れに逆らったブラッシングもマスト。そのとき、ブラシの目が粗いほうが、髪を傷めずに頭皮をケアすることができます。

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