フケ・かゆみの原因と効果的な対策方法
冬になり黒や紺といった濃い色の服を着ていると、肩付近に何か白いものが目立つことはありませんか？自分では気づきにくいけれど人のは良く見える、そうフケです。空気が乾燥しているとどうしても頭皮が乾燥し、フケができやすくなります。そんなフケにも大きく分けると２種類あります。乾燥性と皮脂性です。自分がどちらのタイプかを知って、それに応じた対策をしたいものです。
乾燥性のフケの特徴とケア方法
まず、乾燥性のフケの特徴としては、フケ自体の大きさが小さ目で、粉のようにパラパラとしていることがあげられます。そのため肩に落ちやすく、服に付着したものが目立ちやすいフケと言えます。
乾燥性の原因としては、頭皮の皮脂量が少ない、もしくは皮脂量は正常だが過度に除去してしまっていることが考えられます。皮脂が少ないと、頭皮の水分量とのバランスが取れず乾燥した頭皮になりまる。すると、新陳代謝で古い肌の角質が剥がれるときに大きく剥がれ、いわゆる肉眼で観察できるフケになるのです。頭皮用エッセンスや育毛剤で頭皮を保湿したり、生活習慣を見直し、ビタミン摂取を心がけるなど、頭皮改善を図りましょう。清潔にすることを気にしてシャンプーしすぎるのもよくありません。
皮脂性のフケの特徴とケア方法
一方、皮脂性のフケの特徴としては、フケ自体がじめじめと油っぽいことがあげられます。サラサラと肩に落ちる事はまず無く、根本の方で髪に付着していたり、またかゆみが起こり頭皮を爪で掻いた際には爪の中に皮脂性のフケがたまったりします。
その原因としては、シャンプーで頭皮の皮脂をしっかり取り切れていない事が考えられます。どちらかというと肌もテカテカと油っぽい方は、特に頭皮の皮脂対策もしっかりと行いましょう。
洗髪は毎日行い、しっかりと頭皮の油分を取り去る事が大切です。シャンプー前にはしっかりとお湯で予洗いをしましょう。この予洗いで実はかなりの油分を取る事が出来ます。また、洗浄力が高めのシャンプーを選びましょう。
頭皮が乾燥しているか皮脂が多く出ているかでフケの種類が異なり、対策も全く異なってきます。自分の頭皮状態を把握し適切に対処することで、頭皮の健康を守りフケの悩みから解放されるでしょう。
