パーマは髪を痛めるけど、薄毛にも影響?
女性のヘアスタイルにパーマやカラーリングは、今や必須アイテム。
髪を傷めてしまうことは分かっていても、おしゃれの為に欠かせません。
しかし、キレイにカールして色を入れた髪の毛が、パサパサになって切れ毛や抜け毛に悩むようになってしまったら、困ってしまいますね。
パーマの何がいけないの?
パーマではなくカーラーを巻いてセットしただけでは、その時はクルクルになっても晩や翌日には、元の真っ直ぐな髪に戻ってしまいます。
パーマは、パーマ液1剤を使用することで髪の構造を一度破壊してロッドに巻かれた状態の髪に形成します。
その後にロッドのカールを固定する為に2剤を使って髪を再結合させるのですが、この液剤がキューティクルを剥がして髪内部まで浸透することで、髪は大きなダメージを受けます。
パーマ後にギシギシした髪になるのは、キューティクルが傷んでしまった事によります。
髪の傷みは切れ毛や抜け毛の原因になり、頭皮もパーマ液の付着によって炎症を起こすことがあります。
パーマ液は髪だけでなく頭皮にもダメージを与えるので、出来るだけパーマの回数は控える方が頭皮の為に良いのです。
パーマで頭皮が傷んで薄毛になるの?
パーマ液には酸性のものとアルカリ性のものがあります。
肌や頭皮は弱酸性ですから、同じ酸性のパーマ液であれば刺激は少なくなります。
それでも、全く皮膚にダメージがないわけでは無く、有害物質が頭皮に付着すると洗い流しても完全に取れることは無く、毛穴や頭皮に蓄積します。
蓄積した有害物質によって頭皮が傷み毛穴を詰まらせて、正常な髪の発育を損なうことになります。
頭皮や毛穴の傷みは、ヘアサイクルを狂わせることにもなり抜けなくても良い時期に抜け毛が増えて、薄毛に繋がります。
パーマをかけた後には、髪と頭皮の為に十分な栄養補給とマッサージなどで労わり、薄毛予防のヘアケアを心がけましょう。