パーマがかかりやすい・取れやすい…その違いは?
パーマのかかりやすさ、かかりにくかったり、取れやすかったり…。その違いは、パーマをする際に使用される「パーマ液」が浸透しやすいか浸透しにくいかで決まります。
パーマ液が浸透しにくい髪質として、まず剛毛の人はキューティクルの層が分厚くなっているのでパーマ液が浸透しにくくなってます。
逆に細い髪の人も、キューティクルが固く閉じているのでこれはこれでパーマ液が浸透しないのでパーマがかかりにくい髪質になります。
パーマがかかりにくいひとその1:ダメージヘア
次に、髪にダメージが大きい人の場合、髪の主成分であるタンパク質が流出してしまっているのでパーマ液が浸透しても意味がありません。
仮に髪にダメージを負っていない場合でも柔らかい髪質の方は一旦パーマはかかりますが、持続はしません。
ウェーブをつけたとしても、柔らかい髪はそれを維持するだけの力を保持していません。
パーマがかかりにくいひとその2:白髪
次に、白髪の人です。白髪は撥水性が高く、パーマ液を跳ね返してしまいます。これでは浸透するわけがありません。
あと、髪質とは異なりますが、シリコン入りのシャンプーを使用している人の場合、シリコンの成分によって髪がコーティングされている状態になってしまうため、パーマ液も阻まれてしまいます。
髪質が良くない人はパーマがかかりにくいイメージがありますが、健康すぎても髪のバリア力が強すぎてパーマ液が浸透しません。痛みすぎていない程度の髪質の人がパーマがかかりやすいと言えます。
自身の髪質や髪の状態を把握する事は効果的なケアを行えるだけではなく、スタイリングのコツにもつながるので是非自分の髪質やダメージの状態を確認してみてください。