ダメージヘアの種類を知ってツヤ髪を取り戻す!
髪のダメージを防ぐケアを…なんてよく耳にしますが、ダメージとは具体的にどのようなことを指すか、あなたはご存知ですか?
紫外線やドライヤーの熱が良くないというような知識はあっても、それらがどのように髪に作用するのかは知らないという方は少なくないはずです。
今回は、私たちの髪の構造について、そして先に挙げた“髪に良くないもの”がどうして良くないのかを解説。
ダメージの仕組みについて正しく理解し、的確な対策を取るようにしましょう!
3つの層からできる髪の毛
私たちの髪は、外側からキューティクル・間充物質(マトリックス)・繊維質(フィブリル)という3つの層でできています。体に置き換えて考えてみると、皮膚・肉・骨のようなイメージですね。
そして、その3つの中で最も傷付くタイミングが多いのが、皮膚、すなわちキューティクルになります。
例えば、ヘアカラーやパーマなどの成分によってキューティクルは簡単に剥がれ落ちてしまいます。紫外線もこれと同様です。
その他にも、ドライヤーやヘアアイロンの熱によってキューティクルが固まってしまい、柔らかさが薄な割れることもあります。非常に損傷しやすく繊細な層になるので、なるべくダメージを与えないように心掛けてください。
そして、血行不良による栄養不足などは3つの層すべてに影響してきます。食事を摂らなければ体力が失われるのと同じですね。
髪のどの部分にダメージを負ったのかを知ることができれば、自ずと的確な処置をとることができるようになります。まずは自分の髪と向き合うことが、すべてのケアの第一歩と言えるでしょう。