タバコは頭皮に悪影響?喫煙の薄毛への影響は
喫煙は「百害あって一利なし」と言われ、禁煙する人は年々多くなっています。
どの年代の男性も、明らかに喫煙者が減っているのですが、若い女性の喫煙者は近年増加傾向にあります。
肌荒れや健康被害、妊娠中の子供に及ぼす影響などを指摘されていますが、それだけで無く髪の毛や頭皮にも悪影響を及ぼすのです。
「ニコチン」の薄毛への影響
煙草に含まれるニコチンは、毛細血管を収縮させます。
この作用によって、頭皮の血流が滞り毛根の毛母細胞に栄養が行き渡らなくなって、
髪が十分に成長しないまま抜けてしまったり、新しい髪の毛が作られなくなります。
血流が滞ることで、ヘアサイクルは乱れて大量の抜け毛が起こり、髪が生えてこない可能性もあって薄毛になってしまいます。
喫煙による「ビタミンC」欠乏は、髪のツヤを奪います
喫煙によって、体内のビタミンCを大量消費します。
髪の毛の生成に必要なビタミンCが不足すると、体内の重要器官が先に消費して、髪の毛に回らなくなってしまいます。
また、ビタミンCは体内のコラーゲン生成にも必要なので、喫煙を続けると常にビタミンC欠乏状態になってしまいます。
頭皮は厚みや弾力を無くし、一層髪の毛が生えにくくなります。
髪質も悪くなり、艶の無いパサパサの髪の毛になってしまいます。
老化を促進し、薄毛の進行を早めてしまう
喫煙は、身体のあらゆる点で老化を促進します。
女性の閉経が早まり、肌の弾力を無くし、肌荒れシミ・シワを増やしてしまいます。
頭皮や毛根の老化も早めて、薄毛・抜け毛の原因になる可能性は大いにあるのです。