ストレスで白髪に!?ストレスが頭皮に与える悪影響
ストレスやショックを受けると一気に髪の毛が白くなってしまうような表現が漫画やアニメで使用されることがありますが、現実でもストレスが原因で白髪になってしまう可能性があります。
まず、髪に色をつけているのはメラニン色素の量とバランスによるものです。そのメラニン色素を作り出すのが「メラノサイト」という細胞で、この細胞が実はストレスにとても弱いのです。
メラノサイトは神経細胞に似た性質を持っていて、ストレスが溜まると正常な働きができなくなり、メラニン色素を作り出すことができなくなってしまいます。
そうなると、髪の毛はメラニン色素を含まないないまま成長するので、白髪になってしまいます。
髪の毛の栄養のもと、「血行」にも悪影響を与えるストレス
また、ストレスによって自律神経のバランスが崩れてしまうと、血行が悪くなります。そうなると血液を介して栄養が十分に行き届かなくなります。
特にミネラルが不足することによってメラニン色素を合成する酵素の働きが阻害されることで白髪の原因となってしまいます。
血行が悪化すれば当然のことながら頭皮に運ばれる栄養分も十分ではなくなりますので、頭皮の環境(健康状態)は非常に悪くなります。
そうなると髪の毛も正常に育たなくなってしまうので、余計に白髪を誘発する原因となってしまうのです。