薄毛対策は朝よりも夜のほうが効果は高い
夜に薄毛対策の効果が高くなる理由
薄毛や抜け毛といったトラブルには毎日のケアがとても大切ですが、同じケアであっても朝と夜では得られる効果が異なるってご存知ですか?
髪は毛穴の奥にある毛母細胞という細胞が分裂して毎日伸びていますが、細胞分裂に欠かせない成長ホルモンは寝ている間に多く分泌されます。
この成長ホルモンは髪だけではなくすべての細胞分裂に影響する事から「美容には質の良い睡眠が大切」と言われるように成長ホルモンの分泌や分裂時の状態で新しく出来る肌や髪の質を大きく変わってきます。
死んだ細胞で自己修復機能を持たない髪は生まれた時が一番美しい状態。ハリ・コシ・ツヤのある美しい髪を育む為の環境づくりがとても重要になってきます。
ですから新しい髪が生まれた後の朝にケアするよりも、夜に頭皮環境を整えて美しい髪が生まれてくる環境づくりをする方が同じケアであっても高い効果が見込めるのです。
薄毛対策に効果的な夜のケア方法
ハリ・コシ・ツヤのある髪を育む為には健やかな頭皮がとても大切です。皮膚である頭皮ケアの基本は汚れを落とし清潔にし、保水と栄養補給を行う事。お顔のスキンケアと基本的な考え方は同じです。
特に頭皮からはお顔のTゾーンの3倍もの皮脂腺があり沢山の皮脂が分泌されています。髪や頭皮の潤いに大切な皮脂ですが古くなると活性酸素がつくられ髪の成長を妨げるので夜寝る前にシャンプーし頭皮を清潔する事が大切です。
また頭皮の保湿や栄養補給も髪の成長にはとても大切です。頭皮用エッセンスや育毛剤は頭皮が乾いているよりも濡れている状態の方が浸透しやすいのでシャンプーで毛穴をキレイにし、タオルドライを行った後につけるのが一番効果を得る事が出来ます。
また成長ホルモンの分泌には副交感神経を有利に働かせることも大切。バスタブにゆっくり浸かってたり、アロマオイルなどでリラックスする事もハリ・コシ・ツヤのある美しい髪を育む為には効果的です。