肌荒れだけじゃない?睡眠不足と女性の薄毛・抜け毛との関係
「睡眠不足は髪に良くない」髪の健康の為に気を付けることとして良く耳にしますが、睡眠不足でお肌が荒れるのはわかりますが、薄毛や抜け毛に関係があるってなかなか実感できません。
睡眠時間と髪の健康の仕組みを考えてみましょう。
質の良い睡眠が健康に欠かせない理由!
若い頃は徹夜で遊んだり、睡眠不足が続いても髪を気にすることなど無かったでしょう。
徹夜でそのまま仕事に行っても、何とかなったものです。
しかし、徹夜明けのお肌はガサガサで化粧のりが悪く、胃腸の消化機能も低下して便秘気味になり、代謝機能も低下して血流が悪く、体が冷えやすくなります。
悪い事だらけな睡眠不足は、代謝や血流の悪化から頭皮への栄養分も行き届かなくなって、髪の不健康につながります。
頭皮も皮膚の一部、肌荒れを気にするならば、頭皮の乾燥や栄養不足も気にしなければならないのです。
頭皮への血液、栄養、酸素の滞りはヘアサイクルを狂わせ、抜けなくてもいい髪まで抜けてしまい、睡眠不足が続くと徐々に薄毛は進行してしまうのです。
髪の成長に欠かせない「ゴールデンタイム」
身体や脳の働きを鈍くする睡眠不足は、髪や頭皮の健康も害しています。
髪の成長に欠かせない毛母細胞の働きが活発になるのは、夜10時頃から夜中の2時頃までの約4時間です。
この時間を「ゴールデンタイム」と言い、この間に十分な質の良い睡眠を取ることで、成長ホルモンが分泌されて毛母細胞の働きを良くしているのです。
睡眠不足は、成長ホルモンの分泌が抑え髪の成長を妨げる為、いくら高価な育毛剤やマッサージをしても、回復することはありません。
睡眠不足は、髪の大敵、薄毛・抜け毛の最大要因である事を知っておきましょう。