白髪が育毛剤で改善するって本当?
育毛剤を使っていたらいつの間にか白髪が少なくなった、という声を聞かれたことはありますか?しかし、育毛剤の説明書や個広告などには、白髪を改善する効果はどこにも書かれていません。
では実際のところはどうなのでしょうか。育毛剤で白髪を改善することができるのでしょうか?まず白髪ができるメカニズムと、育毛剤の狙いを見てみましょう。
白髪ができるメカニズムを知ると見えてくる効果がある?
白髪ができる原因を単刀直入にいうとメラニン色素の不足です。本来髪は色がついていません。そこに色素が入ることで色がつくのですが、色素が生成されないなどの事態で白髪になってしまうのです。
メラノサイトと呼ばれる細胞ですが、これが足らないとメラニンが生成されないので色がつかなくなってしまいます。
色素が生成されるには頭皮にあるメラノサイトを活性化させること、簡単に言えば頭皮の細胞を活性化させることが必要です。
頭皮の細胞を活性化させるには頭皮の血行を良くする、頭皮に必要な栄養を与える、頭皮の新陳代謝を促すなどが必要です。
ここまで聞くと、あれ?このくだりって、薄毛、抜け毛対策と似ていると思われませんか?まさにその通りです。
育毛剤の狙いとは?白髪に関係があるのはなぜ?
育毛剤は主に頭皮にはたらきかます。頭皮の血行、リンパの流れを良くし頭皮の細胞を活性化、元気づけることで毛根に働きかけていきます。
頭皮の新陳代謝を上げることが大きな目的です。そうです、この働きかけが白髪対策と共通しているのです。
育毛効果、白髪対策双方に共通しているのは健康な頭皮を作ることです。そして十分な栄養を与えることです。頭皮を健康にするためには体全体を健康にすることが鍵とも言われています。
あなたの白髪の原因が標準的なものであるなら育毛剤の効果を感じることができるはずです。
しかし、白髪になる原因にはいくつかあり、当てはまらない場合もありますから、全ての白髪が改善するわけでは無いことから育毛剤の効果に白髪がない理由の一つでもあります。