毛髪診断士ってどんな資格?毛髪診断士が開発した商品は効果がある?
毛髪診断士とはどんな資格?美容師や皮膚科医と何が違う?
女性用の育毛剤や育毛シャンプーの中には、「毛髪診断士と共同で開発した」とか、「毛髪診断士プロデュース」などとされるものがあります。
また、育毛剤を販売しているメーカーの中には、毛髪診断士が相談に乗ってくれるところもあります。
ところで、この毛髪診断士とはどのようなお仕事なのでしょうか。
また、どのようにすれば資格を取得できるのでしょう。
それと、毛髪診断士が開発したとされる商品は、ほかの商品よりも効果が期待できるのでしょうか。
それではまず、毛髪診断士とはどのような仕事なのかについて見ていきましょう。
毛髪診断士は、公益社団法人である「日本毛髪科学協会」の認定する資格の1つで、講習会を修了して認定試験に合格することで、毛髪診断士としての資格が付与されます。
毛髪診断士の仕事は、顕微鏡などを使って、毛髪の状態を診断することです。
また、毛髪のお手入れ法などをアドバイスすることもあるため、毛髪に関する幅広い知識が要求されます。
毛髪診断士になるための講習会は2日間にわたっておこなわれ、髪の毛や頭皮の仕組みやヘアケア、頭皮や毛髪に関する疾患、毛髪や頭皮の診断法などを学びます。
受講料は日本毛髪科学協会の会員の場合16200円、非会員の場合36720円となっています。
毛髪診断士が開発した育毛商品は効果がある?
毛髪診断士について簡単に知って頂いたところで、次に、毛髪診断士が開発した育毛商品には効果があるのかどうかについて見ていきたいと思います。
まず、毛髪診断士は公益社団法人である、日本毛髪科学協会の認定する資格です。
公益社団法人になるためには、厳しい審査に合格する必要があります。
そのため、一定の権威が付与されるのです。
そのため、毛髪診断士は、毛髪や頭皮に関する高度な知識を有しています。
なぜ髪の毛が薄くなるのか、ヘアサイクルを正常化させるにはどうしたらいいのか、そのようなノウハウをたくさん持っています。
そのため、毛髪診断士が開発した育毛商品には、一定の効果があるといえます。
ただ、毛髪診断士は医師ではありません。
そのため、必ず髪の毛が生えるとか、脱毛症を治すなどということはできません。
毛髪診断士が開発した育毛商品のメリットとしては、毛髪診断士の育毛に対する理論が反映され、効率よく育毛に取り組めるということがあげられます。
また、毛髪診断士自身のアドバイスがもらえるケースもあります。
女性の薄毛の原因は実にさまざまで、育毛に対するアプローチも多様です。
そのため、自分に合った育毛法を提案してくれる毛髪診断士が開発した育毛商品を利用するとよいでしょう。