シャンプー=頭皮を刺激すること!正しい洗髪で美髪を手に入れよう
シャンプーといえば「洗髪」という言葉でも言い表されてきたように、「髪を洗うプロセス」と思われがちでした。
けれど、シャンプーという言葉はサンスクリット語の「Champa(マッサージ)」からきていることからもわかるように、「頭皮を刺激するためのもの」というのが本来の意味です。
現代に生きる私たちはスタイリング剤など髪表面についたものをつい気にしてしまいがちですが、昔の方は「頭皮をケアする」という目的を知っていたのです。髪を濡らして、泡立てて流してはい終わり!というシャンプーでは、頭皮がまったく洗えておらず、ニオイが発生している方も珍しくありません。
温かく、暗く、そして適度な湿り気がある頭皮は、菌にとってたいへん住みやすい環境です。
ここに皮脂というエサが残っていれば、菌がどんどん繁殖してしまいます。
肌でも頭皮でも、ある程度の菌が住むのは自然なことですが、現代人の生活では増殖しやすいのでくれぐれも注意してください。
また、頭皮を濡らすところまではできていても、シャンプーをきちんと行っておらず、髪の付け根についた皮脂がそのままというケースも残念ながらよく見られます。
メイクだって、クレンジングを上にのせるだけでは落ちず、指でくるくるなじませますよね。シャンプーも同じこと。
どんなにいいシャンプーを使っていても、それで頭皮の汚れをしっかり落とすことができなければ効果は発揮できません。
ごく弱い圧で大丈夫なので、必ずマッサージを取り入れてください。
長年にわたって蓄積されこびりついた汚れは、一度で落とすことはできません。
けれど正しいシャンプーで皮脂汚れがゆるんでくれば、一週間で髪の立ち上がりが変わりはじめます。
また、血行も促されるので、数ヶ月で美髪が蘇ります。
頭皮が元気になれば顔のたるみも軽減するので、ぜひ続けてみてください。