家で染めるなら白髪染めトリートメントと白髪染めどっちが綺麗に染まる?
白髪染めと白髪染めトリートメントの違い
家で髪の毛を染めるときに、白髪染めと白髪染めトリートメントのどちらがおすすめなのかについて解説する前に、まずは、白髪染めと白髪染めトリートメントとの違いについて知っておきましょう。
白髪染めは、専門的には酸化染毛剤に分類されるものです。
酸化染毛剤は永久染毛剤ともいわれ、キューティクルの内部から髪の毛を染めるため、長期間にわたって効果を持続することが可能です(ただし、永久に効果が続く訳ではありません)。
白髪染めトリートメントは、ヘアカラートリートメントとも呼ばれており、専門的には酸化染毛料に分類されるものです。
ヘアマニキュアもヘアカラートリートメントの一種です。
白髪染めトリートメントは白髪染めとは異なり、キューテュクルの外側に付着することで、白髪を目立たなくさせるという働きがあります。
キューティクルを開くことがないので、髪の毛に与えるダメージが少ないというメリットがあります。
また、白髪染めに含まれている成分には、髪の毛だけでなく、皮膚にとっても有害な成分があります。
有害な成分が皮膚に付着すると、頭皮に炎症を起こしたり、かゆみを引き起こしたりして頭皮環境が悪化します。
その結果、抜け毛の量が増えることにもつながりかねません。
もちろん、慎重に白髪染めを用いればそのようなリスクを減らすことができるのですが、素人にとってはそれがなかなか難しいのです。
家で染めるなら白髪染めトリートメントがおすすめ!
今回のテーマは、「家で染めるなら白髪染めトリートメントと白髪染めどっちが綺麗に染まる?」というものですが、そもそも白髪染めトリートメントは髪の毛を「染める」ためのものではありません。
白髪染めがキューティクルの内側にはいりこんで、髪の毛自体を黒くするのに対して、白髪染めトリートメントは、白髪の表面をカラーリングするためのものです。
つまり、髪の毛をキレイに「染める」という観点からすると、白髪染めの方に軍配が上がります。
ただ、白髪染めを自宅でおこなう場合、いくつかのリスクを覚悟しなければなりません。
そのリスクとは、白髪染めは髪の毛や皮膚に与えるダメージが大きいということです。
また、自分で白髪染めをおこなう場合、時間と手間がかかるというデメリットもあります。
その点、白髪染めトリートメントは髪の毛や皮膚に与えるダメージが少なく、白髪を染める手間もかかりません。
また、継続的に白髪染めトリートメントを施すことによって、徐々に白髪が目立たなくなってきます。
女性の場合、誤ったケアヘアによって薄毛になるリスクが高まります。
将来の薄毛という心配を考えた場合、家で白髪染めをおこなうのであれば、白髪染めトリートメントを用いた方がよいと言えそうです。