子供の髪の毛はなんであんなにツヤツヤなの?
幼い子供の髪の毛は特に何もしていなくても、キレイでツヤツヤに輝き「天使の輪」が自然に出来ていますね。
しかし、小学生高学年頃になると幼い時から少し髪質が変化して来るようです。
なぜ幼い子供の髪の毛は綺麗なのでしょう。
成長期の子供は自然と栄養分が行き渡る
赤ちゃんから幼児になり、髪が生えそろってくるとつややかな美しい髪の毛になり、大人から見ると、輝く天使の輪に振り返って見たくなります。
なぜなんだろうと思う女性も少なくないでしょうね。
子供は大人よりも体温が高く、成長するための新陳代謝が活発に働いています。
栄養のある食事を充分に摂り、冬でも汗をかくほど動きまわります。
眠くなったら眠り、大人のように周囲に気を使うことなどありませんから、ストレスを感じることもありません。
これらの行動や生活習慣は、すべて髪の成長や美髪を保つために必要なことなのです。
生まれたての傷みの無い髪に栄養分が行き渡り、新陳代謝が活発で血流が良く、ストレス知らずであれば、髪は特別に手を加えなくても美しく輝くのです。
小学校高学年で髪質は変わる
成長期の子供は皮膚もキメが細やかでハリがありツヤツヤしています。
新陳代謝が盛んであれば、皮膚の水分量や保湿力もあり、髪も肌と同じように水分を豊富に含んだつややかな髪になります。
しかし、初潮を迎えて女性ホルモンが活発化してくる小学校高学年頃から、髪質に変化が現れます。
それまで色素がまだ薄くさらさらしていた髪が、メラニン色素も定着し色が濃くなってしっかりとした髪へと変化していきます。
それでも、まだ髪への刺激や悪影響が少ないため、大人からすれば美しいツヤ髪ですが。
髪質の変化には個人差がありますが、成長が止まる20歳前後には髪質も衰え始めると言われます。