リンスとコンディショナーって何が違うの?いまさら聞けない真実
リンスとコンディショナーの違い
リンスとコンディショナーって、同じものだと思って使っていらっしゃる方も多いことと思います。
それでも特に問題はないのですが、メーカーによってはリンスとコンディショナーを異なるものとして扱っているケースもあります。
基本的には、リンスもコンディショナーも、シャンプーによって開いたキューティクルを包み込んで保湿し、ブラシが通りやすいサラサラの状態にすることを目的としています。
なぜそのようなことが可能かというと、リンスやコンディショナーには髪の毛の表面に保護膜を作る働きがあるからです。
また、保護膜によって髪の毛内部の水分の蒸発を防ぎ、潤いのある髪の毛をキープできます。
ただ、リンスとコンディショナーの違いについては、メーカーごとに解釈が異なっているといます。
たとえば花王や資生堂、ライオンの場合、リンスとコンディショナーとを同じものとして解釈しています。
ユニリーバやP&Gでは、コンディショナーのことを、髪の毛の表面をコートすることによって、滑らかでまとまりのよい状態にするものと定義しています。
とはいっても、リンスとコンディショナーを厳密に分類することに特に意味はないように思われます。
自分の髪質に合ったリンスとコンディショナーを選んだり、好きな香りで選んだりして問題ないでしょう。
リンスとコンディショナーの効果的な使い方
リンスとコンディショナーを使うときに、なんとなく髪の毛全体にベタッと塗り広げていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
それでも問題はないのですが、どうせ使うなら、効果的な使い方をしっておくとよいでしょう。
リンスとコンディショナーを使うときにはまず、乾燥しやすい髪の毛の先端から塗布していきましょう。
両手のひらでリンスとコンディショナーを温めてから塗布すると、より浸透効果が高くなります。
髪の毛の先端にリンスとコンディショナーを塗り終えたら、次に顔のラインから後ろに向かって塗布していきましょう。
その際、頭皮になるべくリンスとコンディショナーがつかないように気をつけましょう。
というのも、リンスとコンディショナーには油分が含まれています。
そのため、頭皮にリンスとコンディショナーの油分がついてしまうと、洗い流しても毛穴に油分が残りやすくなってしまうからです。
また、リンスとコンディショナーは髪の毛の表面を保護するためのものなので、塗布してから時間をおいても意味がありません。
塗布し終えたら速やかに洗い流すようにしましょう。
ちなみに、トリートメントを利用する際には、リンスとコンディショナーを使う前に塗布しましょう。
トリートメントは、傷んだ髪の毛の修復をおこなうために用いるものなので、髪の毛の表面を保護してからでは意味がないのです。