ヘアサロンで売っているシャンプーって市販の物と違うの?
市販のシャンプーとヘアサロンシャンプーの違い
市販のシャンプーは、ドラッグストアなど身近な場所でいつでも買うことができ、価格も安いですよね。
また、シリコンなどの成分により指通りが良く洗いあがりの手触りが、よくなるように作られています。
しかし、市販のシャンプーはテレビCMや雑誌などで多額の広告費をかけ、大量に売って利益を出すことを目的として作られているため、実際に髪の健康にとって良いかどうかではなく、とりあえずの使い心地と、低コストに重きをおいて作られています。
そのため市販のシャンプーは、安価でかつ洗浄力が高い界面活性剤を配合しているものがほとんどです。
一見、洗浄力が高いのは良いことのように思えますが、わかりやすく例えるなら食器用洗剤や洗濯洗剤と同じような洗浄成分だということなのです。
食器用洗剤で食器を毎日手洗いしていると、手に必要な油までなくなってしまい、いつの間にか手荒れしてしまいますよね。
それと同じことが、実は頭皮でも起こっているのです。
安価な界面活性剤はそういう面で、頭皮に悪影響を及ぼす危険があるため、ヘアサロンで販売しているシャンプーにはまず使われません。
一方でヘアサロンで売っているシャンプーは、市販のものと比べて、かなり高価ですが、その分髪にとって良い成分で作られているのです。
ヘアサロンで売っているシャンプーを使うメリット
市販のものと比べて高価なヘアサロンシャンプーですが、多少高くても、使うメリットがたくさんあります。
ヘアサロンで販売しているシャンプーは主にアミノ酸系もしくは石けん系の界面活性剤を使用しています。
髪の健康を考え、天然成分にこだわって作られているため、低刺激で保湿力にも優れています。
また、必要以上に皮脂を落とさないため、乾燥肌や敏感肌などで頭皮にトラブルが出やすい人でも、安心して毎日使うことができます。
市販の界面活性剤と比べて、天然成分などのコストがかかる原料を使っているためヘアサロンで販売されているシャンプーはどうしても市販のものより価格が高くなってしまいます。
ヘアサロンで販売しているシャンプーは、使い続ければ続けるほど髪と地肌が健やかでコンディションが良くなり、結果的に美しく潤って、まとまった髪に仕上がるのです。
頭皮に悪影響を与えるということは、もちろん薄毛になるリスクも十分に考えられますので、薄毛が気になる女性には、市販のシャンプーはおすすめできません。
多少高くても、質が良くきちんと頭皮や髪の健康のことを考えて作られたシャンプーを使い、大切な髪の毛を毎日ケアしてあげましょう。